「俺の下であがけ」基礎知識編

このゲームに興味のある方への簡単解説。

●ストーリー編

 その青年の名は黒崎壱哉。消費者金融「クロサキファイナンス」の若き社長であり、某大企業の幹部のひとりでもある。ある日、仕事で10年ぶりに故郷を訪れた壱哉は、かつての同級生をはじめとする3人の男たちに出会い、興味を抱く。彼らを自らの奴隷にしたいという、暗い欲望に駆られた壱哉は、一ヶ月の間、故郷に滞在することを決める。
「この一ヶ月の間に、お前たちの人生を狂わせてやる。せいぜい、俺の下であがくがいい…」

 …と云う訳で、プレイヤーは黒崎壱哉(以下「壱哉様」)となり、3人のターゲットに一億円以上の借金を背負わせ、彼らの身を買い上げてナニなことの数々をイタすのが主な目的。一億円台でターゲットをお買い上げした場合、問答無用で鬼畜ルートに突入。腐れ外道としか云い様のない壱哉様の鬼畜っぷりが拝めます。しかし、借金が二億円を越えた場合はトゥルーエンドへの分岐が出現。こちらを選択すると、壱哉様はターゲットと恋に落ち、ハッピーエンドとなります。どちらを選ぶかはプレイヤーの趣味次第。
 尚、隠し扱いで、壱哉様と常に行動を共にする忠実な秘書・吉岡啓一郎との恋愛ルートも存在しており、主従関係萌え属性の姐さん方に対するフォローもバッチリです。

●システム編

 ゲームは一日単位で進行。表示された7箇所の場所のうち、4箇所を選び捜査員を派遣。目当てのターゲットを発見したら、その場所に壱哉様もしくは秘書を向かわせ、借金を背負わせるための工作を仕掛けます。
 その工作の方法ですが、「破損」「買い物」「水難」「火難」「セクハラ」「落下物」のカードの中から選択。その内容に沿った工作が実行されます。工作は三段階にレベルが分かれており、それらは高速で移動するバーをマウス(もしくはenterキー)で目押しし、バーが止まった位置で決定されます。「はずれ」もあるので、目押しは慎重に行う必要があります。もちろん、工作レベルが高いほど、高額の借金を背負わせられます。ただし、ターゲットにはそれぞれ、工作との相性があるので(「落下物」に強いが「火難」に弱い等)、相性の悪い工作を選んで行う必要があります。
 ちなみに、「セクハラ」レベル3の目押しの難易度はやや高めです(笑)。
 借金を背負わせた後、そのターゲットとのイベントが発生。その際の会話の選択肢によって、壱哉様の受or攻が決定されます。もちろん、受なら受用、攻なら攻用のイベントがお買い上げ後に発生します。

 これをターゲットをお買い上げ可能な金額になるまで続けるのですが、土・日は休むことも可能。休日にした場合、秘書とまったり過ごしたり、お客を迎えたりします。これは秘書攻略には欠かせないキーポイントです(ですが、これだけでは秘書は落とせません)。
 休まず仕事をしても差し支えはないのですが、だーれもお買い上げできていない状況でそれを続けてしまうと、エライことになるので注意が必要です。壱哉様も
一応人間なのです。

●その他

 捜査員の派遣場所にターゲットがいなかった場合でも、誰もいない場所には攻略に役立つアイテムがあったり(中には意味不明のものもあり)、カード売人がいた場合にはカード交換ができたりします。セクハラカードは、売人経由でないと入手しづらいです。
 ゲームを繰り返さないと、発生しないイベントや裏技もいくつか存在します。一度のプレイでは、すべてのエンドを見るのはまず不可能なので、何回かプレイをする気構えで、じっくり攻略するのがおススメです。
 複数のターゲットの同時攻略も可能。ただし、トゥルーエンドを迎えられるのはひとりとだけです。2人以上お買い上げした場合、ED後にそのキャラ同士のHイベントが見られます。3人全員を奴隷にすることもできます。
 数回(3〜4回?)プレイを続けると、「ズルモード」が出現します。これを使うと、「はずれ」以外の工作レベルがすべて3となります。目押しが苦手なプレイヤーに対する救済措置? 個人的には、目押しは慣れと気合いで、ある程度はなんとかなると思うのですが(苦笑)。

●以下の方には、このゲームはあまりおススメできません。

・筋肉がダメな方。逆に、筋肉にこだわりのある方。
原画&CG担当のスズケン氏の筋肉の描写は、多少クセがあります(正直、デッサンもちょっぴり気になる箇所が…)。そういう部分が気になって仕方ない、という方は向かないと思われます。ましてや、肉々しい絵はそれだけで拒絶反応が起きる、という方は云わずもがな。わたしは肉バンザイ、なのでむしろ歓迎でしたが。
・男性向けエロゲーがダメな方
H描写はかなりストレートで、甘さ控えめです(声優さんの演技が、それを救っていますが)。かなり「抜きゲー」的なノリなので、ボイゲー初心者にはツライかも知れません。
・目押し等、ミニゲーム的な作業が嫌いな方
最初は目新しくても、多分イライラしてくると思います。ゲーム慣れしていない人にはツライかも?

●キャラクター紹介

黒崎壱哉(CV・緑川光) 主人公。一部ルート以外、顔ははっきり見えないが美青年。気に入った男を篭絡し、自分のものにするのが趣味の真性ホモーンそしてド変態。欲しいものは必ず手に入れる俺様主義者で、その手段の選ばなさっぷりには拍手を送りたくなるほど。わがまま放題に見えるが、仕事に対しては真面目。根がお坊ちゃまなせいか、言動にやや天然が入ることも。複雑な家庭環境で育ったせいで、そのへんにトラウマ有り。25歳。
名台詞・「我ながらナイス配置だ」(他多数)
樋口崇文(CV・石川英郎) 薔薇園と花屋を経営する傍ら、父親の悲願だった新種の薔薇の開発にいそしむ好青年。が、地主の口約束に騙され、薔薇園の土地の権利を奪われてしまいお悩み中。壱哉とは中学時代の級友で、当時優等生だった壱哉にほのかな憧れを抱いていた模様。なもんで、再会した壱哉の冷淡な態度に戸惑いつつも、人懐っこい微笑みを向け続ける…のだが…。ちなみにガンオタ。25歳。
名台詞・
「あの赤いヤツは通常の三倍のスピードなんだ」
清水新(CV・阪口大助) 両親が借金苦で失踪し、天涯孤独の身となってしまった勤労少年。将来は弁護士になるという夢を持っており、学費を稼ぐために毎日アルバイトにいそしんでいる。金持ちが大嫌いで、壱哉にも最初は反発しまくっていたが、彼の仕事に対する誠実ぶりに触れ、少しずつ心を開くようになる…のだが…。ソフ倫対策のため年齢不詳。そんなのおかしいですよ黒崎さん。
名台詞・「シャコ貝がー!」
山口幸雄(CV・飛田展男) 病気で入退院を繰り返すひとり息子・一也とつましく暮らしているやもめのサラリーマン。病死した愛妻の面影を抱え続けている。頼りなげに見えるがしっかり者で、周囲からの信用も厚い。一也の病気をちゃんと治してやれないことに、常に苦悩している。その一也が「お兄ちゃん」と慕う壱哉と交流を深めるうち、彼の心の傷を見抜く…のだが…。29歳。
名台詞・「はわわわわわー!」
吉岡啓一郎(CV・森川智之) 壱哉の片腕として、滅私奉公を地で行く秘書。壱哉様が良ければ万事OKな壱哉様至上主義者だが、どういう訳か樋口の存在だけは心中穏やかでなくなる模様。「壱哉様のお傍にいられるだけで、私は幸せなのです」というスタンス…なのだが…。基本的にポーカーフェイスだが、借金工作画面でたまに見せる羞恥の表情がたまらない御方。31歳。
名台詞・
「私に嫉妬で焦げて死ねとおっしゃるのですか」